今日からできる手汗対策!おすすめ対策グッズは?
簡単に実践できて効果の高い、手汗対策方法を紹介します。
手汗がひどい方や真剣に悩んでいる方は、ぜひ実践してみてください。
日常生活での手汗対策方法
食生活を見直す
食生活を見直すことで、手汗の症状を改善させることが可能です。
肉ばかりの食事や脂っこい食事、香辛料の効いた辛いものなどは、手汗をかきやすくなる原因になりますので、はなるべく避けるようにしてください。
また、タバコやコーヒーなどカフェインやニコチンを含んだ嗜好品も避けるようにした方がいいでしょう。
基本的に野菜や果物を中心とした食生活を心掛けるようにしましょう。
特に、イソフラボンを含む大豆製品(豆腐や納豆など)は、女性ホルモンに似た働きがあり、汗を抑えてくれる効果があるので、積極的に摂るようにするといいですよ。
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適度な運動を定期的に行う
運動不足になると、汗をかく機会が減少してしまいます。
本来、汗は全身からかくものなのですが、汗をかく機会が減少してしまうと、「活発に働く汗腺」と、全く機能しなくなって「休眠状態になる汗腺」が出てきます。
すると、手や脇などの活発に働く汗腺だけから大量の汗をかくようになります。
休眠状態である汗腺を正常に機能させる為には、普段から汗をかいて汗腺を鍛える必要があります。
汗腺を鍛えるには日頃の運動が最も効果的です。
無理の無い範囲で、ウォーキングやジョギングなどの運動を定期的に行うようにしましょう。
ツボを刺激する
手汗を止める効果のあるツボを紹介します。
労宮
労宮(ろうきゅう)と呼ばれるツボは、手のひらの真ん中にあります。
握りこぶしを軽く作った時に、中指が触れる箇所です。
反対側の手の親指を使って、痛気持ちいくらいの強さで5秒ほど指圧して3秒離すというのを繰り返します。(※5セットほど)
合谷
合谷(ごうこく)は、手の甲の親指と人差し指の骨が交わる部分のくぼみにあります。
反対側の手の親指を使って、痛気持ちいくらいの強さで5秒ほど指圧して3秒離すというのを繰り返します。(※5セットほど)
親指を骨の下に潜り込ませるように押すのがポイントです。
不安やストレスを溜め込まない
不安や緊張などの精神的ストレスによって手汗をかいてしまうケースがあります。
ストレスの無い生活を送るのが一番ですが、なかなかそうもいかないと思いますので、ストレスを溜め込まないようにすることが大切です。
自分の好きな香りをかいだりゆっくり入浴するなどリラックスする時間を作るようにしましょう。時には趣味に没頭するのもいいですよ。
また、不安をなくすために時間に余裕のある行動を心掛けることも大切です。
なかなか自分だけで改善させるのが難しいといった場合は、心療内科で相談するのも一つの手です。
おすすめ手汗対策グッズ
制汗剤を使う
フレナーラ
フレナーラは、手汗対策用制汗ジェルです。
薬用ジェルが汗腺に浸透し、手汗を防ぐ効果があります。
手の平だけでなく、脇や足、額などにも使えます。
ワンプッシュタイプなので使いやすく、ジェル状なので粉末が洋服に付く心配がありません。
無香料・無着色・アルコールフリー・パラペンフリー・無鉱物油なので敏感肌の方でも安心して使えます。
自作の制汗剤「ミョウバン水」スプレーを使う
ミョウバン水を使って手汗を抑えるといった方法もあります。ミョウバンの収れん作用によって手汗を抑えてくれます。
市販の制汗剤よりも安く済ませることが出来るというメリットがあります。
作り方は非常に簡単です。
まずは以下のものを用意します。
・水⇒750ml(水道水でOK)
・焼きミョウバン⇒50g
・空のペットボトル(1.5Lや2Lのもの)
・スプレーボトル(100均で買えます)
では、作り方ですが
空のペットボトルに焼きミョウバンを入れて、水も入れます。
水にミョウバンが混ざるまでペットボトルを振ってください。
混ざったら、日の当たらない涼しい場所で1~2日ほど保管します。※ミョウバン水が透明に変わったらOK
ミョウバン水をスプレーボトルに移し替えて完了です。
使う時は手をしっかり拭き取ってからスプレーするようにしましょう。
ミョウバン水は1ヶ月ほど持ちます。
漢方薬を服用する
漢方薬は体への負担が少なく、汗を抑える効果のあるものがあります。
防已黄耆湯
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)は、水分を体内に巡らせて、余分な水分は尿としてしっかりと排出してくれる効果があります。多汗症の治療薬として用いられることも多いです。
黄連解毒湯
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は、体内の熱を調節して体温を正常値に戻してくれる効果があります。
柴胡桂枝乾姜湯
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)は、精神を落ち着かせる効果があります。緊張やストレス状態にある人に効果的です。
桂枝加黄耆湯
桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)は、発汗のバランスを整えてくれる効果があります。皮膚を綺麗にする働きもあり、あせもやアトピーに悩んでいる方におすすめです。
五苓散
五苓散(ごれいさん)は、体内の水分の循環を良くしてくれます。ダイエット効果もあります。
一時的な対策としては手袋を使う手も
根本解決にはなりませんが、手袋を使うことで手汗を物理的に止めることができます。
体への負担も無く、一時的な回避策としては有効です。
なかなか職場や学校で手袋を付けるわけにはいかないと思いますが、荷物を持つ時や作業をする時など、どうしてもすぐに汗を止める必要がある時は手袋を使うようにしましょう。
荷物を持つ時は、通気性る軍手がおすすめです。
指先を使う作業をする場合は、手袋の指先部分を切って使うのもいいですよ。
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