多汗症の原因は？続発性多汗症と原発性多汗症とは
多汗症になる原因をご存知ですか？
多汗症は、気温や運動などによる体温上昇とは関係無しに、過剰に汗をかいてしまう症状です。
顔や手、脇、足などに症状が出る場合が多く、日常生活に支障をきたしてしまい困っている方も多いです。
今回は、そんな多汗症になる原因について説明します。
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多汗症とは
汗は本来、気温が高かったり運動をした時に、汗をかくことで熱を発散させて、体温の上昇を防ぐ役割があります。
しかし、体温上昇とは関係無く大量に汗をかいたり、日常生活で支障が出るほど大量に出る場合があります。
これを「多汗症」と言います。
多汗症には、全身の汗の量が増える「全身性多汗症」と、顔や手、脇、足など身体の一部分からの汗の量が増える「局所多汗症」があります。
多汗症は原因が明確なものとそうでないものに分けられる
多汗症は、原因が明確なものとそうでないものに分類することができます。
続発性多汗症
甲状腺や下垂体の疾患、真性糖尿病、更年期障害などの病気や、特定の薬物を服用したことで発症する多汗症、つまり原因が明確なものを「続発性多汗症」と言います。
発症年齢は特に決まっておらず、急に発症することが多いです。
原発性多汗症
汗腺や神経の異常だとも言われていますが、明確な原因が分からないものを「原発性多汗症」と言います。
原発性多汗症は遺伝でなる場合がほとんどだと言われており、思春期頃に発症することが多いです。
原発性多汗症の考えられる原因は？
では、原発性多汗症の考えられる原因にはどのようなものがあるでしょうか。
考えられる主な原因を紹介します。
精神的ストレス
緊張や不安など、精神的ストレスがある状態になると、交感神経が敏感になって汗腺の働きが活発になる為、多量の汗をかきやすくなります。
そのため、普段からストレスを溜め込みやすい方や、交感神経が敏感な方は、多汗症になりやすいと言われています。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると、交感神経のバランスも乱れ、多汗症になりやすくなります。
そのため、女性はホルモンバランスが乱れやすい生理や妊娠、更年期の時期にこの影響を受けやすく、多汗症になってしまうことがあります。
遺伝・体質
原発性多汗症は遺伝による影響がほとんどだと言われています。
汗腺の数や体質、緊張しやすい性格などが遺伝することで、多汗症になるケースが多いです。
多汗症にも効く超強力制汗剤
デトランスαは、医療先進国デンマークで開発されたロールオンタイプの制汗剤です。
脇汗対策用の制汗剤は数多くありますが、汗を抑える効果が最も高いと言われているのがこの「デトランスα」です。
ロール部分の直径が2.4cmくらいあって脇の下に塗りやすいのも嬉しいですね。
塗った翌日から脇汗が止まるという効果を実感することができます。
1日中効果が持続するので、日中の制汗剤が必要なくなります。
価格も比較的リーズナブルなので、脇汗を絶対出したくない人にはとてもおすすめです。
日常生活に支障をきたすようなら病院へ
「多汗症かも？」と思っても、そのまま放置して生活している人は多いと思います。
制汗剤などの簡単な対策で、ある程度汗を抑えられるのであればそのままでいいかもしれませんが、日常生活に支障をきたすほどの汗の量をかく場合は、病院へ行くことを検討した方がいいかもしれません。
多汗症の陰には様々な病気が隠れている可能性もあるので、汗の量がひどい場合には、一度専門医療機関を受診し、原因を明らかにした方がいいでしょう。