多汗症と汗かきの違いは？見分け方教えます！
多汗症は様々なことが要因でなる病気であり、そんな多汗症でお悩みの方も多いと思います。
ですが実際は多汗症では無く、ただの汗かきだったなんてこともあります。
では、多汗症と汗かきの明確な違いはなんでしょうか。今回はその見分け方を教えます。
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汗かきとは？
汗かきは、気温が上昇した時や、運動をした時など、体温調節の際にたくさん汗をかいてしまうことです。
また、体温調整の機能が敏感で、ちょっとした気温の上昇やちょっとした運動でも汗をかいてしまいます。
決して病気ではなく、本来であれば汗かきは良いことなのですが、周りからは変な目で見られがちなので、人目が気になって悩む人は多いです。
多汗症の定義
多汗症は、暑いわけでも、運動をしたわけでもないのに大量の汗をかきます。
多汗症になる明確な原因は不明な場合がほとんどで、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、遺伝など、様々な要因が考えられます。
また、甲状腺機能亢進症(バセドー病)や末端肥大症、急性リウマチ、糖尿病などの他の疾患が原因となっていることもあります。
多汗症には種類がある
多汗症には種類があります。
全身性多汗症
全身性多汗症は、全身から大量の汗をかきます。
背中や胸、お腹、お尻、脚など全身から汗をかいてしまう症状になります
局所性多汗症
局所性多汗症は、身体の一部分から汗をかきます。
局所性多汗症に多い部位は、顔、脇、手、背中、足です。
精神性発汗と多汗症は微妙に違う
不安や緊張などが原因で大量に発汗することを、「精神性発汗」と言います。
この精神性発汗のことを、多汗症だと誤解されがちですが、精神性発汗と多汗症は微妙に違います。
精神性発汗は、就活の面接や、人前でスピーチしなければならない時など、不安や緊張の時に汗をかくものですので、不安や緊張を取り除くことが出来れば汗を止めることができます。
しかし多汗症というのは、身体機能の失調によって大量の発汗をする、いわば病気ですので精神性発汗とは違います。
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正直線引きは難しい
多汗症と汗かきの違いについて紹介しました。
ですが、明確に線引きをすることは正直難しいです。
ただの汗かきでも、大量の汗をかいてしまうと「自分は多汗症ではないか…」と心配になる方も多いと思います。
専門知識の無い方が、自分は多汗症なのか、汗かきなのかを線引きすることは難しいです。
そのためどうしても心配な方は、一度医師に相談してみるのもいいでしょう。