背中のあせも(汗疹)対策&治し方!薬は何を使えばいい?
背中は自分では見えづらかったり、拭きづらかったりと、なかなか自分ではケアしにくいですよね。
さらに背中は汗をかきやすく、そのまま放置してしまうとあせも(汗疹)ができやすいです。
あせもはかゆみやブツブツを伴い、ひどくなると化膿したりひびになることもあります。
今回はそんな背中のあせも対策について紹介します。
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背中にあせもが出来る原因は?
背中は広く汗をかきやすいにもかかわらず、自分では拭きづらかったりと、なかなか自分ではケアしにくい箇所です。
汗を放置していると汗腺が詰まってしまい、汗に含まれる黄色ブドウ球菌が増殖して体が免疫反応を起こします。
その際に炎症が出やすく、あせもが出来ます。
背中にあせもが出来た時に絶対にしてはいけないこと
背中にあせもが出来たときは、あせもがひどくならないために、絶対にかかないでください。
かいてしまうと、菌が入ってしまい化膿したりひびになることがあります。
大人の場合はグッと我慢できるかもしれませんが、子供の場合はなかなか我慢できずにかいてしまうことが多いと思いますので、爪を短く切っておくようにしたり、汗をかきにくい涼しい環境を作ってあげたりするといいですよ。
背中のあせもを予防&治す方法
常に清潔な状態にしておく
身体が固い方は大変かもしれませんが、汗をかいたら こまめに清潔なタオルや汗ふきシートなどで汗を拭くようにして、常に清潔な状態にしておくようにしましょう。
可能であれば、日中でも汗をぬるめのシャワーで洗い流すといいでしょう。
服に汗が染みこんでしまったら、服を着替えるようにしましょう。
「フェリシモ 汗ごとシュッと取り除く 肩甲骨まわり綿100%インナーの会」のような服を脱がずにシュッと外せる背中汗用のインナーなどが便利なのでおすすめです。
吸水性・通気性の優れた衣服を選ぶ
汗をかいた時に蒸れにくいように、綿や麻素材などの吸水性・通気性・速乾性の優れた衣服を選ぶようにしましょう。
また、あまりタイトな服を着るよりも、袖口が広くて襟元もスッキリとしたような多少ゆったりめの服の方が良いですよ。
下着やパジャマも吸水性・通気性の優れた衣服を選びましょう。
制汗剤で汗を抑える
汗を抑えるには、制汗剤を使う方法がおすすめです。
背中にはスプレータイプの制汗剤がおすすめです。
スプレータイプだとどうしても制汗作用は落ちてしまうのですが、自分一人でも付けやすいというメリットがあります。
スプレータイプの制汗剤でおすすめは「Agデオ24」です。制汗効果だけでなく、銀イオンによる消臭・殺菌効果も期待できます。
より高い制汗効果を求める場合は、クリームタイプの「クリアネオ」という制汗剤がおすすめです。
汗やかゆみの出やすい食事を控える
脂っこいものや、香辛料の入ったもの、アルコールなどは汗やかゆみが出やすいので、あせもが出来ている時はなるべく避けるようにしましょう。
反対に、汗やかゆみを抑えてくれる食べ物を積極的に摂るようにしましょう。
特に、緑黄色野菜は皮膚や粘膜を保護してくれるβ-カロテンを豊富に含んでいるのでおすすめです。
納豆や豆腐などの大豆食品には、女性ホルモンと似た働きを持つイソフラボンが含まれているので、こちらもおすすめです。
ただ、いくら汗やかゆみにいいからといって、そればかり摂るのはNGです。
基本的には野菜や果物を中心としたバランスのとれた食事を心がけてく ださいね。
おすすめの市販薬
あせもに効果的なおすすめの市販薬を紹介します。
ポリベビー
かゆみを鎮めてくれる抗ヒスタミン剤「ジフェンヒドラミン」、殺菌作用のある「トリクロロカルバニリド」、患部の治りを助けてくれる「ビタミンA」、「ビタミンD2」、「酸化亜鉛」などを配合しています。
ナタネ油とサラシミツロウからなる天然素材を使用していて肌にやさしいので、大人はもちろん、赤ちゃんにも安心して使えます。
アセモア
ミストタイプなので、塗りにくい背中にも使いやすいです。
かゆみの抑制・緩和してくれる「リドカイン」、「ジフェンフィドラミン」、殺菌作用のある「ベン ゼトニウム塩化物」などを配合しています。
非ステロイドで、無香料・無着色。吸湿性に優れたパウダーであり、サラッとした使用感です。
グランキサEXスプレーH
スプレータイプなので背中にも使いやすいです。
「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」というステロイドが配合されています。
このステロイドは、体内で吸収されずに分解されるので非常に副作用の少ないものとなっています。
また、かゆみの抑制・緩和してくれるジフェンフィドラミン」、殺菌作用のある「イソプロピルメチルフェノールなども配合されています。
あせもだけでなく、虫刺されや蕁麻疹にも使えるので、非常に万能なスプレーだと言えます。
症状が良くならない場合は病院へ
今回紹介したケア方法を行っても、症状が良くならない場合は病院を受診するようにしましょう。
基本的には皮膚科でOKです。お子様の場合は小児科でも良いでしょう。
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