脇汗の原因は?どうしてこんなにかくの・・・?

脇汗の原因は?どうしてこんなにかくの・・・?

「脇汗がびしょびしょ・・・どうしてこんなにかくの・・・?」

脇汗って、汗染みや臭いなど周囲の目が気になりますよね。

でもどうして脇だけ汗をたくさんかくのでしょう。ここでは脇汗の原因について紹介します。

脇汗の原因

精神的ストレス

緊張・不安・焦りなどの精神的ストレスによって、自律神経の一つである交感神経が活発化し、脇汗をかきやすくなります。

例えば、人前でスピーチをするような時に、緊張で脇汗がびっしょりなんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

このような精神性発汗の場合、緊張状態が無くなると汗は引きますが、「また汗をかいてしまうかも」と不安に思うことで、再び汗をかいてしまうといった悪循環に陥りやすいです。

乱れた食生活

以下のような食事を好む人は、脇汗の量が増えたり、臭いが強くなりやすいです。

・唐揚げのような油の多い食事
・インスタント食品
・ジャンクフード
・お酒
・コーヒー
・辛い物など刺激の強い食品

上記のような脂質の多い食べ物や、乱れた食生活は汗腺に影響を与えます。

また、暴飲暴食も脇汗の原因にもなりますので、注意しましょう。

タバコ

タバコに含まれているニコチンには、交感神経を刺激する働きがあります。

このニコチンによって、脇汗を出す汗腺であるエクリン腺とアポクリン腺の分泌が促進されやすくなります。

運動不足

運動不足や、温度変化の無い室内で一日中過ごすような人は脇汗が多くなりやすいです。

本来、エクリン腺は体中にあり、全身からの発汗で体温調節をするのですが、運動不足などで汗をかく機会が減ると、全身の汗腺が休眠状態になり閉じてしまいます。

このような状態で、少し身体を動かしたり、室温が上がったりすると、元々汗腺の多い脇の下のエクリン腺が活発に働いてしまい、脇の下ばかりに汗が集中してしまいます。

また、汗をかく機会が少ないと、本来放出するべき老廃物などの汚れが溜まってしまい、ワキガの原因にもなります。

ホルモンバランスの乱れ・更年期

ホルモンバランスが乱れると、暑さに関係なく脇汗を大量にかくようになります。

一般的に更年期に近づくにつれ、ホルモンバランスが乱れやすくなりますが、年齢が若くても睡眠不足やストレスなどによりホルモンバランスが乱れることがあります。

精神性発汗などと違いを見極めるのは難しいので、もし大量に汗が出てしまう場合には、一度婦人科で見てもらうのもいいかもしれません。

遺伝

多汗症が遺伝することは無いと言われていますが、汗をかきやすい体質が遺伝することはあります。

例えば、代謝の良い体質や、自律神経が乱れやすい体質、肥満体質などは遺伝する可能性があります。

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