子供の多汗症「幼児性多汗症」の対策は?治療をおすすめしない理由とは!
多汗症と聞くと、大人の病気といったイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかしそれは、子供はよく汗をかく為、気が付きにくいだけで、実は幼少の頃から多汗症だったというケースは少なくないのです。
では、幼児性多汗症はどのような症状なのでしょうか。
また、どのように対策をしたらいいのか、詳しく見ていきたいと思います。
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幼児性多汗症ってどんな症状なの?
幼児性多汗症とは幼少期か思春期に発症するものであり、頭や顔、手、脇、足、などの特定の部位から、日常生活に支障をきたすほどの量の汗をかく症状のことを言います。
子供はよく汗をかくものなので、ただの汗かきとの区別が非常に難しいです。
いくつかチェックポイントを紹介します。
子供が多汗症かどうかチェックしてみましょう!
気温や運動量に関係なく汗をかく
暑い時や運動をした時に汗をかくのは、体温調整のためであり正常であると言えます。
しかし、寒い時や静かに座っている時にも異常な汗をかく場合は、幼児性多汗症の可能性があります。
限られた部位からのみ汗をかく
汗かきの場合、全身に汗をかくケースが多いのですが、頭や顔、手、脇、足といった特定の部位から多量の汗をかく場合は、幼児性多汗症の可能性が高いと言えます。
顔だけ汗をかくといったように一つの部位から汗が出るケースもあれば、顔と脇といった具合に複数の部位から多量の汗をかくケースもあります。
日常生活に支障が出るほど汗をかく
・手の平の汗のせいで鉛筆が滑って字が書けない、紙が汗で破れてしまう
・足の汗のせいで靴下がびしょびしょになる、踏ん張りがきかず滑ってしまう
・汗によって手の平にあせもができる、皮がむける
このような日常生活に支障が出るほど汗をかく場合には、幼児性多汗症の可能性があります。
対策は?
子供にも安心して使える制汗剤を使う
汗を抑えるには制汗剤を使うのが最も効果的ですが、子供に使う場合、市販の制汗剤やデオドラントでは肌荒れなどのトラブルが起きてしまうことも多いので注意が必要です。
子供には、防腐剤などを使用していない無添加のもので自然派由来の成分で作られた、肌に優しい制汗剤を使うようにしましょう。
無添加の商品はいくつかありますが、私のおすすめは「クリアネオ」といった商品です。
食生活を見直す
動物性タンパク質は、成長期の子供にとって非常に貴重な栄養素ですが、摂り過ぎてしまうと汗をかきやすくなったり、臭いがきつくなってしまいます。
美味しいのでついつい摂り過ぎてしまいがちですが、野菜や豆類、海藻類なども同じように摂取し、バランスのとれた食事を心掛けるようにしてください。
治療はおすすめしない!その理由とは
子供の多汗症の治療は、あまりおすすめしていません。
その理由は、子供は大人よりも汗をかきやすいので、多汗症だと判断するのにはまだ早いかもしれません。
また、成長していくにつれてその症状が改善していくこともあります。
日常生活に支障をきたしてしまってどうしようもない場合や、ある程度の年齢(小学校中学年~高学年くらい)になっても症状が一向に改善されないといった場合を除いては、そこまで積極的に治療をしようとしなくても良いかと思います。
もしお子様が多汗症で悩んでいるというのであれば、「スッキリサラサラ7Daysプログラム」のような多汗症改善プログラムを実践してみるのもいいかもしれません。
どうしても病院へ連れていきたい場合は皮膚科へ
「子供の汗がひどいので、病院に連れていきたいけど、何科に連れて行けばいいの?」
と疑問に思う方もいるかもしれません。
汗の治療は、皮膚科や整形外科、美容形成外科などで行えますが、
子供の場合はまずは「皮膚科」で受診されることをおすすめします。
子供が小さい場合には、小児科の先生に相談してみるというのも良いですよ。
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